■足部・下腿がなぜ痛いのだろう?
[このような診断されてませんか?]
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このような診断をされて治療やリハビリを行っているのに痛みがなかなか良くならない方、その痛みは筋筋膜性疼痛症候群(MPS)による痛みかもしれません。また。レントゲン・MRIで異常がみつかっても、筋筋膜性疼痛症候群(MPS)により痛みが軽減することがあります。今まで足部・下腿の痛みをあきれめていた方、筋筋膜性疼痛症候群(MPS)の治療を受けてみませんか。
(例1) 足底筋膜炎
[症状]
・起床後、最初の一歩目で足の裏や踵に強い痛みが出る
・長い間座っていて、急に歩きだすと痛む
・踵の骨の前内方を押すと痛い
・レントゲンで踵の骨に棘ができている
足底筋膜炎と診断され、通常の治療でなかなか良くならない方は(図1)後脛骨筋のトリガーポイント、(図2)腓腹筋内側頭のトリガーポイント、(図3)長母趾屈筋のトリガーポイント、(図なし)アキレス腱の踵骨付着部のトリガーポイントが原因で足底に痛みが出現している可能性があります。
[トリガーポイントと関連痛の図]![]() ![]() ![]() (図1)後脛骨筋 (図2)腓腹筋内側頭 (図3)長母趾屈筋 |
(例2) 後脛骨筋腱機能不全(PTTD)
[症状]
・足関節の内側に痛みと腫れがある
・土ふまずが平らになり、偏平足になる
・徐々に足首や足の外側にも痛みが出る
・筋力の低下とつま先立ちをした際の不安定感を感じる
・足の裏、中央部に圧痛が出現する
後脛骨筋腱機能不全(PTTD)という言葉はあまり聞いたことがない方が多いと思います。後脛骨筋は足底のアーチを作る大切な筋肉です。その後脛骨筋の機能が低下してしまい、足底のアーチが崩れて偏平足
になり、立位や歩行時に内くるぶしの周囲にに過剰な負荷が加わっていまいます。その状態で歩き続けると内くるぶし周囲に痛みが出現し、腫れることがあります。リハビリでは後脛骨筋の機能を回復することや足底板を制作して内くるぶし周囲に加わる過剰な負荷を軽減するようにしていきます。しかし、効果がないのが現状であり、効果的な方法が確立されていません。しかし、(図1)後脛骨筋のトリガーポイント、(図2)長母趾屈筋のトリガーポイント、(図なし)後脛骨筋腱停止部のトリガーポイントを治療することで痛みが軽減します。
[トリガーポイントと関連痛の図]![]() ![]() (図1)後脛骨筋 (図2)長母趾屈筋 |
(例3)むずむず脚症候群(restless legs syndrome、RLS)
[症状]
・下肢の部分のむずむず
・下肢がむずむずしてじっとしていられない
・下肢がかゆい
・蛾やミミズなどの虫が這っているような感じ
正確な原因は解明されていないが、1)神経伝達物質であるドーパミンの機能低下、2)中枢神経にける鉄分の不足による代謝の異常、3)脊髄や末梢神経の異常、4)遺伝的な要素ではないかと言われています。しかし、下腿の深層筋のトリガーポイント、(図1)下腿の骨間膜のトリガーポイントで改善することがあります。
[トリガーポイントの出来る場所]![]() (図1)下腿骨間膜 |
■足部・下腿の痛みの治療方法
鍼治療が最も効果的です!
足部・下腿部の痛みの原因となっているのは、深層にある筋肉のトリガーポイント、靭帯、支帯のトリガーポイントになります。深層にある筋肉のトリガーポイントを不活性化したり、筋機能を改善するためには、深層筋を治療するのが一番効果的です。そして、その深層筋を治療する方法として一番効果的な方法は鍼治療になります。徒手による治療でななかなか深層筋を触ることができないため、鍼治療に比べると効果が圧倒的に落ちてしまいます。スポーツをしていてどうしてもすぐ痛みを何とかしたいと考えている方は鍼治療をおすすめします。「痛いのが嫌」、「鍼が怖い」、「時間がかかってもいい」という方は徒手による治療法をおすすめします。
[深層の筋肉]![]() ![]() ・長母趾伸筋 ・長趾伸筋 ![]() ![]() ・長母趾屈筋 ・長趾屈筋 ![]() ![]() ・後脛骨筋 ・第三腓骨筋 [靭帯・支帯の例] ![]() ![]() ・足首の靭帯 ・伸筋支帯 |